こんにちは。
教育担当師長の“こころ”です
今回は、認知症ケアの取り組みについて、ご紹介します。
当院は、地域に密着した医療を特徴としていることもあり、高齢の方が多く入院されてきます。そのため、認知症を患われている方もたくさんおられます。
ですから、当院において、認知症ケアの充実は、必要不可欠なのです。
当院の認知症ケアの活動として、看護部の中で認知症ケアチームを立ち上げ、何年も前から身体拘束などの問題に取り組んできました。その頑張りもあり、病棟におけるケアの質は向上してきています。
私は、教育担当師長として、さらに当院の認知症ケアを充実させて行くにはどうしたらよいかと考えていました。そこで知ったのが、認知症ケア専門士という資格です。
認知症ケア専門士は、日本認知症ケア学会が行っている試験に合格した人が習得できる資格なのです。
そして、なんと、当院にはその認知症ケア専門士が、5人もおられるということがわかりました。
ここで、何とかその方々を、認知症ケアの質向上の取り組みに巻き込めないかと考えるのが、人材育成を大切にする(他者に仕事を振りたくなる?)教育担当師長の私なのです。
ということで、先日認知症ケア専門士の集まり(晩餐会です)を企画し、実行しました。
当日は、多職種連携ということもあり、神経内科の医師にもアドバイザーとして参加していただきました。
そこでいろいろと話し合い、次年度は認知症ケア回診と自主的学習会を開催しようということになりました。
その2つが実現するかと思うと、なんだかわくわくしますね。
そんなこんなで、それぞれの思いを語り合いながら、夜は更けていくのでした。
5名の認知症ケア専門士の方に、頑張ってもらいたいと思います。
“こころ”