こんにちは。
教育担当師長の“こころ”です。
今回も、研修日誌シリーズです。
今年度、新たに開始したEBナーシング研修の4回目、呼吸器ケアです。
“EBナーシング”とは“エビデンスベースドナーシング”のことで、根拠に基づいた看護をするという意味です。
医療業界も日々研究が行われ新しい知識が増えてきています。看護の世界も同じです。
そのため、先日まで推奨されていたケアが、今日はしてはいけないケアになっていることもあると言って過言ではなりません。
EBナーシング研修は、『今わかっている知識を基に講義を行い、参加した人は明日からその知識を職場で実践できる』という大きな目標のもと企画しました。
全4回シリーズで、脳神経、排便、排尿と、すでにお伝えしてきましたが、3回が終了し、今回が最終回となります。
で、どうだったかと言いますと、呼吸器ケアは皆さん興味があるのか、総勢30名に近い参加者がありました。看護師だけでなく、リハビリスタッフや、中には同じ法人内の診療所からもわざわざ参加してこられる方もありました。
内容は、とてもわかりやすく、勉強になるものでした。それもそのはず、講師は病棟の主任看護師なのですが、看護学生の臨床指導や看護学校での講師を長年経験し、呼吸療法士の資格も持っているかただったからです。
私も、裏の顔で皮膚・排泄ケア認定看護師をしていることもあり、わかりやすい学習会をすると自分では思っていますが、この講師には負けるかな?と思うぐらいです。
というように、立ち見が出るぐらいに盛況に終わった学習会でした。
来年も同内容で行う予定ですので、またたくさん参加していただきたいものです。
“こころ”