『教育担当師長の研修日誌』シリーズ「ＥＢナーシング研修（排便ケア）」

2009.11.24

こんにちは。
教育担当師長の“こころ”です。

本日は、先週行われた『ＥＢナーシング研修（排便ケア）』についてご紹介します。

　　回復期リハビリ病棟の副主任看護師に依頼し学習会を行ってもらいました。
　　回復期リハビリ病棟では患者様の在宅復帰を目指し、日々リハビリスタッフと協力しながら、身体能力の改善につなげています。ただ、歩行できるようになったり、一人でご飯が食べれるようになったりしたとしても、排泄がうまくできないと家に帰れないという事例も多くあります。そのため、排泄ケアは回復リハ病棟ではとても重要な位置を占めるのです。
　　しかし、なかなか看護師も経験に任せてケアをしている現状があり、エビデンス（根拠）に基づいてケアができているかと言うとそうではありません。
　　そのため、今回は今一度よりよい排便ケアを実践するために、学習会を開催していただきました。講師の副主任看護師も、一からもう一度学習をされたようで、とてもわかりやすく、実践に結ぶつけられる内容でした。副主任も病棟での課題が改めてみえてきたようで、“こころ”としては一石二鳥の思いです。
　　明日からの排泄ケア向上に期待をします。

“こころ”

☆“第二中央百景(11)「ＮＳＴ回診」”
　　第二中央病院のＮＳＴ（栄養サポートチーム）は、毎週火曜日に回診を行っています。医師・薬剤師・栄養士・看護師・リハビリスタッフで多職種的に検討を行っています。