地域包括ケア病棟でのキラッと看護(ケア)をご紹介します!
その患者さんは、日中デイルームで過ごされることが時間が多い方でした。
しかし、デイルームで過ごされている際、短時間の間に何度も「トイレに行きたい」との訴えがありました。
患者さんは、歩行能力が保たれていたのですが、トイレの場所が分からなくなるため、その都度、看護師や看護補助者がトイレにお連れしていました。
ただ、他のナースコール対応をしている時や、夜勤時のスタッフ体制が少ない時は、タイムリーにトイレにお連れすることができず、お互いにストレスとなっていました。
そこである看護師が、トイレの場所が分かるように、デイルームからトイレまでの道のりを、床に赤色テープを貼りわかるようにしてみました。
すると、トイレに行きたい際、一人で行くことができるようになりました。
ちょっとしたアイデアで、両者ともに心が穏やかになるとともに、患者さんの自立も促すことができ、良い看護ができました。
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○2023年度 “キラッと看護” No.12
http://shinwakai-nurse.com/blog/20240127.html