あすかい病院看護部では、卒後1〜3年目の各研修の最後の課題として、毎年看護観をまとめてもらいます。
自己の看護観をまとめることで、1年間実践してきた看護を振り返り、自己の成長を確認することができるとともに、次年度への課題も見出すことができます。
今回は、急性期一般病棟:1年目看護師の看護観の一部をご紹介します。
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私が大切にしている看護観は「日常会話を大切にする」ことである。
普段、患者さんと接する際は、何気ない日常会話をするようにしている。入院する患者さんはある種の隔離された状態にあると考えている。特に現在は感染症の流行によって面会が制限されて、ご家族やご友人と直接会えずいつでも会話を楽しむことが出来ない状況である。
ある時、日常会話をした後に患者さんが「イライラがすっとした。とても楽になった。やっぱりこうやって話ができるのはいいよ。看護師さんの一言ですごく安心することもあるし、落ち込むこともある。だから看護師さんの言葉ってすごいよ。」と話してくれた。
私は看護師としてケア的にコミュニケーションを行うことができるのだと感じた。コミュニケーションをとることで信頼関係が構築されることにより、患者さんの思いを引き出し、より必要なケアの提供に繋げることもできる。
そのため、私は業務を開始する前に、物品の準備などを工夫したり、確認事項などは一番始めに聞いておくようにして、少しでもコミュニケーションの時間をとれるようにしていきたい。
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いかがでしたでしょうか?
看護観は人それぞれです。
皆さんの看護観の参考になればうれしいですね。
まとめお疲れさまでした。
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