こんにちは、看護学生担当のGです
先日、ドイツに一人旅していた友だちと会い、おみやげをもらいました
彼女が滞在していたのは3月の中頃の10日間くらい。
多くの観光客が訪れるケルン大聖堂や、政府機関の建物前に、日本の震災の慰霊のお花、
義援金の箱などがあったそうです。
また、日本人とわかると、「家族は大丈夫?」など声をかけてくれた、とも話していました。
ドイツの人はみんな親切であったかかった、と話していました
また、ビールがとても美味しかった、とも
わたしも、一度はいってみたいなぁ
さて、今日は、師長さんが看護師生活を振り返るシリーズ(?)「
ハッピーストーリー」をお届けします
今日はF師長さんです。
看護師になって30年が経ちました。看護学校卒業後、他県の病院や診療所を経験し25年程前に安井病院(現;京都民医連第二中央病院)に就職しました。
40歳代の半ばに、看護学校へ移動となり近畿高等看護専門学校で4年半を過ごしました。学校では看護学生と共に大声で笑い、一緒に泣き、毎日を楽しく過ごすことができ、私の看護人生は看護学校で楽しく終わるのだと思っていました。しかし、50歳を目前に控えた頃に、再び第二中央病院への異動となりました。学生と離れることは寂しいという思いがありましたが、異動してきた私に大きなプレゼントがありました。それは、卒業生と一緒に働けるということです。医療現場の第一線で颯爽と働く卒業生は頼もしく、今までに経験したこのないほどの感動でした。
私は現在、病院内の医療安全管理を担当しています。主な仕事は、病院内で発生するインシデントへの対応など医療安全に関わることや、患者さん・ご家族からの苦情対応等です。
看護の現場で働いていた時は、『看護は援助の専門職』と考えていたので、援助のプロであるために、研修参加など自己へ投資し知識を磨こうと努力してきました。しかし、医療の現場では知識・技術だけではおぎなえないものが多くあります。現在、仕事をする上で私が大切にしている事は、患者さんやご家族の方に“時間”と“言葉”と“あたたかい雰囲気”を贈ることです。時間は『じっくり聴く』こと、言葉は『患者さんやご家族が知りたいことを、わかる言葉で伝える』こと、あたたかい雰囲気は『敬意をもった態度で接する』ことです。そのことで患者さんやご家族に「自分が大切にされている」と感じていただけるのではないかと思っています。そして結果として、患者さんやご家族から好意的な評価が得られ、病院の質に繋がっていくと信じています。
しかし、まだまだ未熟な私ですから、仕事の終わりには、“今日の自分の言動や行動は、自分が病気になった時に安心して受容できる行為であったか”と、日々振り返りを行い、これからも人として、医療者として成長していきたいと思っています。
いつもあかるくてパワフルで、おもしろいF師長さん。自己研鑽のための努力を惜しまない姿勢は、さすが「プロ」です・・・!!
病院のHPもチェックしてね→