『教育担当師長の研修日誌』連載⑨「EBナーシング研修Ⅰ」『教育担当師長の研修日誌』連載⑨「EBナーシング研修Ⅰ」

京なーすちゃん

『教育担当師長の研修日誌』連載⑨「EBナーシング研修Ⅰ」

2009.09.18

こんにちは。
教育担当師長の“こころ”です。

今回は、連日続いていた研修日誌シリーズの最後です。
お題は、「EBナーシング研修Ⅰ」です。

  皆さんお題を見て、“EB”とは何ぞや?と思われたかもしれないですが、“EB”とは「エビデンス ベースド (ナーシング)」のことです。日本語に訳すと、“根拠に基づいた看護”ということです。つまり、「個人個人の感覚ではなく、しっかりと研究などによって分かっている根拠に合わせて看護しましょう」という事なのです。
  私たち看護師は、物理学などとは違い、人間を対象に看護をしているため、なかなか研究をして新事実を発見するということは難しいですが、それでも足浴やマッサージなど、今まで行ってきたケアが人間にどのような影響を及ぼすかということが研究で分かってきました。ですから、その分かってきたことをしっかりと把握して、間違ったケアではなく正しいケアを行いましょうというのが、今回の研修の目的なのです。

  ということで、第Ⅰ回目は「脳卒中」について学習をしました。
  講師は教育委員が担いました。看護学校にも講義を行いにいっている者です。そのため、わかりやすく、要所要所でグループワークを取り入れ、楽しく学ぶことが出来ました。脳卒中患者を発見したら、素早い対応がその後の後遺症の程度に影響します。この学びをしっかりと自分のものにして、看護していってほしいものです。

  簡単ですが、本日はこれまで。

“こころ”

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