認知症ケア学会に行ってきました
2008.10.03
久し振り(1週間ぶりくらいかな)に登場です。先週末、高松で開催された認知症ケア学会に参加してきました。私たちの病院には認知症ケア専門士が現在5名います。今年度も数名が試験を受けています。高齢者医療・看護を行っていく上で認知症の看護は不可欠です。学会でいわれていたことは、認知症はあくまで病気であり、高齢だというだけで発症するわけでないということが印象的でした。医療・福祉に携わる者でもその認識ができていない人たちがたくさんいるというのが現状ではないかと思いました。そして、現場では認知症の周辺症状(BPSD)の対応に苦慮することが多いと思います。認知症の症状は環境と密接に関係していること、周りの人(私たち医療従事者も)もその環境の一部であることを再認識しました。
やっぱり、学会に参加すると(どんな学会でもそうですが・・・)、すこーし前向きになって物事を考えられるようになります。それでもって「こんなことをしたいなあ」とか思うようになれるから、私は学会とか、研修とかに行くことは好きです。 次に続く…