あすかい病院看護部では、卒後1〜3年目の各研修の最後の課題として、毎年看護観をまとめてもらいます。
自己の看護観をまとめることで、1年間実践してきた看護を振り返り、自己の成長を確認することができるとともに、次年度への課題も見出すことができます。
今回は、地域包括ケア病棟:2年目看護師の看護観の一部をご紹介します。
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私が看護学生や准看護師としての経験を通して大切にしていることは、看護師にとっては患者であるが家族にとっては大切な家族ということである。患者が自分の家族であったらどんな関わりがしてほしいのか、心無い対応にならないように寄り添う看護を心がけている。
患者や家族は退院後の生活に不安を感じていてもその思いを表出できなかったり、どうしていいか分からず不安の思いを抱えていることがある。そのため、看護者にはその思いを汲み取り患者、家族の思いに寄り添いながら不安や負担を軽減する関わりが求められる。患者の持てる力を最大限発揮して望む生活を実現できるように関わり、家族を含めた早期の退院支援が大切である。また、高齢者の看護には家族や多職種の協力が不可欠であり、協力が得られるように調整、連絡を図り一人ひとりの患者を支えていけるようにしていきたい。
その時の患者・家族の気持ちを確認し何に困り、不安を感じているのかを感じ取りその思いに寄り添い解決できる援助を行えるように研鑽していきたい。
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どうでしたでしょうか?
2年間の成長を感じることができますね。
看護観は人それぞれです。私もこの看護観から学ぶことができました。
まとめお疲れさまでした。
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