あすかい病院看護部では、卒後1〜3年目の各研修の最後の課題として、毎年看護観をまとめてもらいます。
自己の看護観をまとめることで、1年間実践してきた看護を振り返り、自己の成長を確認することができるとともに、次年度への課題も見出すことができます。
今回は、緩和ケア病棟:1年目看護師の看護観の一部をご紹介します。
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私は、看護学生の頃から患者に寄り添った看護を行いたいと思っている。
配属された緩和ケア病棟には、死に対しての恐怖や不安、薬剤で緩和されない身体的苦痛から「死にたい」と訴える患者がいる。「死にたい」と言われた時に何も言葉を返せなく、せっかく苦痛な思いを表出した患者に対して、より苦痛な思いをさせてしまっているのではないかと思うことがあった。
しかし、デスカンファレンスを通して「死にたい」という思いを表出されることに意味があると思えるようになった。なにか気の利いた言葉をかけられなくても、患者に触れながら一人ではなく看護師がついていることを伝えることで患者に安心してもらうことは、今の自分でも行える寄り添う看護の一つだと感じる。
コミュニケーションをうまく活用すれば、患者がどのようなことで苦痛を感じているのかといった、気持ちを知ることが出来る。患者と話すことで患者の気持ちを他スタッフに代弁でき、話を共有することで、治療の方向性などを話しあうことができ、患者の気持ちにも寄り添えると思う。ゆっくりになるかもしれないが時間をかけてコミュニケーションスキルを身につけていきたいと思う。
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どうでしたでしょうか?
1年間の成長を感じることができますね。
看護観は人それぞれです。私もこの看護観から学ぶことができました。
まとめお疲れさまでした。
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