当院が所属する全日本民医連では、“地域の方々の健康増進”や、“民医連の医療・介護・平和活動を拡げる”ことなどを目的に、毎月『いつでも元気』誌を発行しています。
「いつでも元気」は、職員だけではなく、一般の方も購読が可能です。
今回は、「いつでも元気」9月号の中から、興味をもった一部の記事(全ての記事が興味深いですけども・・・)をご紹介します。
紹介「すべての被害者救済をー水俣病公式確認から65年ー」
みなさんもご存じの通り、水俣病は工場から垂れ流されたメチル水銀で汚染された魚介類を摂取したことで起こった健康被害です。
1956年に公式確認されてから65年が経過しました。公害病の原点とも言われています。
当時、被害者の中には、原因企業で働かれていた人もおり、病状を相談することができない状況もありました。
そのような中、現地の民医連の事業所は、早期から被害者支援を開始し、それは現在も続いています。
今なお裁判が続いており、深刻な問題と言えます。
この記事では、水俣病の歴史や、裁判の経過、民医連の支援について、簡潔に紹介されています。ぜひ、読んでいただきたいです。
※この記事を記載している私も、2009年に実施された水俣大検診の要員として熊本県まで行かせていただきました
現在、「MINAMATA-ミナマタ-」が全国公開されています。この映画は、水俣病を世界に伝えた米国の報道写真家をジョニー・デップが演じたものです。
医療職ということで、新型コロナが流行している最中に映画館に行くことは出来ませんが、ビデオレンタルが始まったら見たいと思います。
『いつでも元気』誌は、毎月発行で、定価は380円です。
ご興味のある方は、当院のまちづくりセンター(075-712-9088)もしくは、看護部(eggnurse@shinwakai-min.jp)へご連絡下さい。
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