9月23日の木曜日、京都民医連看護介護学会が開催しました。
2020年5月から、1年と5か月間をかけて京都民医連に所属する看護介護系部署が、看護・介護研究に取り組んできました。
その成果の発表会です。
当院が所属する信和会では、事前(6月12日)に法人の発表会を行い、そこでの講評をもとに、それぞれが修正を行ったうえで、今回の発表会につなげました。
他の学会などと同様に、今回の看護介護学会は新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、オンラインでの開催となりました。
当日は、51演題の発表があり、250名近い職員の参加がありました。
参加者は、興味のある演題が組み込まれているセクションに分かれて参加し、それぞれ事前に撮影した発表動画を視聴後、質疑応答を行いました。
各セクションとも活発な意見交流ができたようです。
各発表が終わった後は、記念講演がありました。
数年前から京都民医連の看護・介護研究を支援して下さっている、松岡千代先生(甲南女子大学 看護リハビリテーション楽部 看護学科 老年看護学 教授)に「ケア実践に活かす研究とは」をお話いただきました。
看護介護研究の目的は何か?どのようなことから出発するのかなどについて、学ぶことができました。
研究の題材は、日常業務の中に潜んでおり、普通を普通と思わず疑問を持って捉えることが大切であると、再認識することができました。
2年間をかける看護介護学会委員の取り組みは、とりあえずこれで一段落です。
次は、全国民医連の学会に向けて準備をしていければと思います。
みなさんお疲れさまでした。
メニュー