急性期一般病棟でのキラッと看護(ケア)をご紹介します!
ある患者さんは、呼吸器疾患の進行で特殊な酸素治療が必要となりました。
そのため、希望する自宅への退院が難しく、入院生活を継続されていました。
治療を継続していましたが、状態は悪化していきました。
そのような状況の中で、患者さんのある願いを叶えられないかと多職種でカンファレンスを行いました。
その願いとは、“愛犬に合うこと”でした。
主治医や感染対策委員とも相談し、病院内への出入りの方法や面会方法を確認した上で、準備をすすめました。
当日は、個室を確保して、2頭の愛犬と再会していただきました。
患者さんだけではなく、愛犬もとても喜びながらの再会シーンでした。
立ち会った主治医や看護師も、その姿を見てとてもうれしく感じることができるひと時でした。
これからも「患者さんの立場に立ち」、「患者さんの要求から出発」する看護を提供していきたいと思います。
※患者さんには撮影の許可を得ています