京都民医連第二中央病院　看護部サイト

緩和ケア病棟でのキラッと看護（ケア）をご紹介します❣

緩和ケア病棟では、人生の最期を迎えられる患者さんが多くおられます。

病棟のスタッフは、最期まで生ききることをとても大切にしてケアをしていますが、最期を迎えられた後のケアも大切にしています。
 

患者さんがお亡くなりになられると、ご家族等の立ち合いのもと死亡確認を行います。

そして、患者さんとのお別れの時間をご家族等に過ごしていただいた後、エンゼルケア（死後の処置）を行います。

エンゼルケアを実施する際は、必ずご家族等に一緒に処置することを希望されるか確認しています。
 

先日、ある患者さんが最期の時を迎えられました。

死亡確認をさせていただいた後で、エンゼルケアを実施しました。

今回の患者さんの場合も確認させていただくと、お孫さんからメイクをしたいという希望がありました。

そのため、ご家族と一緒にお身体を拭かせていただいた後、お孫さんにメイクをしていただきました。

メイク後はとてもお綺麗な顔になられて、お孫さんを含むご家族はとてもうれしそうにされていました。

葬儀会社の方がお迎えに来られた際もご家族は穏やかな表情で患者さんを見守られていました。
 

その様子を見て、改めてエンゼルケアは家族ケア・グリーフケアにつながるのだと感じることができました。

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　○2023年度  “キラッと看護”  No.2

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