あすかい病院看護部では、卒後1〜3年目の各研修の最後の課題として、毎年看護観をまとめてもらいます。
自己の看護観をまとめることで、1年間実践してきた看護を振り返り、自己の成長を確認することができるとともに、次年度への課題も見出すことができます。
今回は、回復期リハビリテーション病棟:2年目看護師の看護観の一部をご紹介します。
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私は、患者さんの心に寄り添った看護を大切にしたいと考えている。
1年目では寄り添った看護とは何かを考え、全人的に患者さんを捉えることが大切であると学んだ。
そして、リハビリ病棟で働いて2年が経過し、多くの事例を通して、他職種連携による専門性を活かした幅広い情報収集がなければ、患者さんに良質なケアを提供することはできないと改めてわかった。
患者さんの退院が近づくにつれ、退院までに看護目標達成をしたいという思いが強くなり、いつのまにか患者さんを捉える視野が狭くなっていたこともあったが、セラピストからの助言により患者さんの思いに目を向けなおすことができるケースを経験した。
信頼関係を築くためにはコミュニケーションが大切であるが、患者さんが求めていないケアを継続していくことで、どれだけコミュニケーションを重ねても信頼関係の構築にはつながらないことがわかった。業務が多忙でコミュニケーションを多くとることができなくても、些細な言葉一つひとつ、微細な変化を見逃さず受け止め、他職種連携や情報共有を通して患者さんの理解を深めることで信頼関係の構築、寄り添う看護につながると考える。
看護師としては知識や技術はまだまだ乏しいが、これから様々な患者さんと関わり、経験を増やしていき、寄り添った看護を行っていきたい。
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いかがでしたでしょうか?
看護観は人それぞれです。
皆さんの看護観の参考になればうれしいですね。
まとめお疲れさまでした。
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