こんにちは!認知症看護認定看護師 ぱれっと です。
昨日、カンファレンス前に 病棟をラウンドしていたら、
ある看護師さんが 「ブログみました!うれしかったです、大変だけどがんばろうって思えました!」
と、駆け寄ってきてくださいました。
そういう姿が、さらにうれしい!本当に素敵な看護師さん。いつも一生懸命に向き合い考えてられる。
感心するばかりです。
その言葉にうれしくて、今日の更新です(笑)
ある病棟に 3ヶ月前まで 自分の足で歩き、電車に乗り買い物にいけた患者さんがいはります。
今は、ほぼ寝たきり。車椅子に乗るのにも介助が必要です。
「認知症」の進行なのか、言葉が出なくなりました。難病の可能性もあり検査中ではあるものの、
初めてラウンドでお会いしたときから、
“何も解らない” ではなく “絶対解ってはる!” と確信したのです。
それは・・・
視線がしっかり合う。
ということでした。話をしている私をじっと見つめてくれている。
動けば動くほうに視線を合わせ追いかけてくれる。
私が話している ことを解ってくれている。
ということでした。
病棟の看護師さんに話してみると 「私もそう思います、一生懸命毎日話しかけているんです!」
と。
さすがうちの看護師さん!
その後も、時々訪床し話しかけるとやはりちゃんと聞いてくださっている!
その後、その看護師さんと話していると
「表情が出てきたんです!」と。
また、車椅子に乗るとき、靴を履くときも 自分から行動してくれる。
出来ることがどんどん増えてきています。
うれしい!!!!!
認知症の患者さんは 出来なくなる中で 自分からすることを 諦め出来なくなっていくといわれています。
話しても通じないからと 話さなくなり
動きたくてもうまく動けないからと 動かなくなり
食べたくても うまく食べれなかったり、身体の調子を伝えられなかったりして食べなくなる。
その諦めを、できるかも! に戻したい。
それが「看護の力」と信じています。
さ!今日も行きます!笑顔が見れる日を楽しみに!!
認知症看護認定看護師 “ぱれっと”