『教育担当師長のつぶやき』 「原水禁世界大会参加2日目②」『教育担当師長のつぶやき』 「原水禁世界大会参加2日目②」

京なーすちゃん

『教育担当師長のつぶやき』 「原水禁世界大会参加2日目②」

2010.08.26

こんにちは。 
教育担当師長の“こころ”です。
  
原水禁世界大会シリーズ2日目パートⅡです。
今回は、動く分科会の午後の内容についてご紹介いたします。
小学校の体育館で、昼食を取った後、午後は平和記念公園内を碑めぐりを行いました。
原爆ドーム・原爆供養塔・広島平和都市記念碑・原爆の子の像・韓国人慰霊碑などを回りました。いつもテレビで見ていた建物や記念碑をしっかりと確かめることができました。
午後は、もちろん午前よりも、暑くなっており、公園内を歩いていたぶん、ただただ汗が出るばかりです。そのような中でガイドの方が言われていた「こんな暑い日に、原爆は落ちたんです。原爆の暑さはもっとすごいものです。この暑い中で想像してみてください・・・。」という言葉が、とても印象的でした。ただの夏の暑さだけでも、体力が奪われ、披露するのに、その上に原爆の熱風を浴びたとしたら・・・、どうなるのでしょうか。想像の域を超えていると感じました。被爆者の方の苦しみは、想像以上のものなのですね。原爆が投下されたこの時期に、広島を訪れなければ分からない学びだと思いました。
写真上は、平和公園内にある「慈仙時寺跡の墓石」です。原爆投下時この位置にあり、その斜め上から吹き付けた爆風で墓石の一番上の部分が飛ばされ(写真左に落ちている墓石の一部)、次に爆風の反動できた突風に次の部分が飛ばされた(写真右に落ちている墓石の一部)そうで、異なる位置に落ちているということです。その爆風の凄まじさが伝わる遺跡です。

写真下は、平和資料館内にある時計です。上のデジタル表示が“広島へ原爆が投下されてからの日数”で、下のデジタル表示が“最後の核実験からの日数”となっています。その日数が同じでないことに、言葉にできない思いが込みあがってきます。ましてや、最後の核実験が1年ちょっと前に(2009年5月25日に北朝鮮が行った)行われていることに憤りを感じます。人間はもっと学習していかねばなりませんね・・・。

では、また。
“こころ”

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