『教育担当師長のつぶやき』連載④「日本褥瘡学会参加」『教育担当師長のつぶやき』連載④「日本褥瘡学会参加」

京なーすちゃん

『教育担当師長のつぶやき』連載④「日本褥瘡学会参加」

2009.09.10

こんにちは。
教育担当師長の“こころ”です。

さて、「教育担当師長のつぶやき」シリーズですが、今回は師長ではなく、皮膚・排泄ケア認定看護師としての話をします。

以前、皮膚・排泄ケア認定看護師については、少しお話いたしましたが、ここでおさらいをしておきたいと思います。
  まず、認定看護師とは、日本の看護師の大多数が入会している日本看護協会が認定している、ある特定の分野における看護のエキスパートのことです。現在、感染管理看護や救急看護など19分野が認定されており、全国で5749名が活躍されています。
  私はその中の一人として活動しているのです。ちなみに京都では私と同じ皮膚・排泄ケア認定看護師は、31名います。まだまだ少ないのが現状です。
 
  認定看護師は 「看護現場において実践・指導・相談の3つの役割を果たすことにより、看護ケアの広がりと質の向上を図る」ことを目標に活動しているのですが、その知識を常に維持するため、5年ごとの資格更新が義務づけられています。つまり、5年間しっかりと勉強を続けなさいよ!!ということです。

  ということで・・・、やっと本題ですが、私は先週の金曜日・土曜日と大阪で開催された「日本褥瘡学会」へ参加して、勉強をしてきました。近年、褥瘡(床ずれ)は注目されており、1487名(実際はもっと多かったと思いますが)の参加がありました。
  学会では、数多くの発表や最新の治療方法などの講義を聞くことができ、すごく勉強が出来る2日間でした。
  また、学会では別の楽しみもあります。それは、友達と会うことです。私はこの資格を、埼玉県の学校に半年間単身赴任して取得したのですが、その学校には関東を中心に全国から勉強をしに来られていました。その級友とは、普段は会うことができないのですが、学会の期間だけはみんな全国から集まってくるので同窓会をすることが出来るのです。もちろん、今回も何人かと夜に同窓会を行いました。同じ資格を有している者同士がわかる悩みを言い合ったり、アドバイスをしたりしていました。すごく充実して楽しい時間です。
  このように学会ウィークを過ごしていたのですが、日頃なかなか研究を行うことができず(忙しさを言い訳にしているだけかもしれませんが)モチベーションが下がっているところに、他施設の研究発表を聞きいたり、級友と話したりして、自分も頑張らなくては!!!!・・・と、心を入れ替えることができた“こころ”です。

  尚、このような学会が1年間に3~4回あるので、定期的にモチベーションをあげながら頑張っているのです。

  現在、当院の認定看護師は私一人ですので、少しずつ仲間を増やしていきたいと思っています。皆さん、認定看護師になって一緒に働きませんか?


“こころ”

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