『教育担当師長の研修日誌』連載④「生活リハビリ研修」
2009.08.22
こんにちは。
教育担当師長の“こころ”です。
本日は連載第4回目「生活リハビリ研修」です。
前回の連載3回目でお話ししましたが、当院では今年度からジェネラリストナース研修というものを開始しています。生活リハビリはその中のStepⅠに含まれる研修です。
研修の題は「生活リハビリ」だったのですが、今回は看護部の教育委員会で検討した結果、まず「寝たきりが何故いけないのか?」ということを知ってほしいという思いから、廃用症候群(長期間寝ていることで起こってくる身体機能の低下のこと)がどのようにして起こり、どのような症状があるのかということを講義することにしました。ただ、講義だけでは昼間の仕事を終えた後の学習としては眠たくなってしまうので、講義のあとにリハビリスタッフにお願いし、関節を動かす訓練(関節可動域訓練:ROM)の演習を行いました。
看護師は、よく廃用症候群という言葉を使うのですが、この研修で改めてそのメカニズムを理解し、今後の看護に活かせる学びが得られたと思います。また、関節可動域訓練の演習では、みんな楽しく“わいわい”しながら、参加者がお互いに訓練し合いました。中には「もう四十肩やから、腕あがらへんわ。」という言葉も・・・、聞かれました・・・。
前回の緩和ケアの講義では中堅看護師に講師をしていただいたのですが、今回は教育委員であり、病棟の主任でもある看護師に講師をしていただきました。そのため、中堅の時よりも、頼もしくかつ安心して“こころ”は聞くことが出来ました。当院の教育委員は、“頼もしい”限りです!!
これで、また看護の質アップ?かな。
ちなみに次回のジェネラリストナース研修は9月に認知症ケア(事例検討)を行う予定です。
※研修風景の写真を撮るのを忘れてしまいました。すいません。
☆“第二中央百景④「水槽Ⅱ」
第二中央病院にはいくつかの水槽があるとお伝えしましたが、今回は北館の1階にある水槽です。恐らく金魚です。お越しの際には見て下さいね。
なお、前回の水槽Ⅰには、5~6種類の魚がいるそうです。名前はネオンテトラ、グッピー、ラミーノーズなどだそうです。