7月27日(土)に学生と職員、計26名の参加で看護奨学生のつどいを開催しました。
前半は、学校と学年をがバラバラになるように4グループ作り、奨学生同士が打ち解けられるように、チームステップスの「チームの鎖」に取り組みました。
最初は話し合い禁止の無言でのやりとりから、回数を重ねるごとに徐々に計画・コミュニケーションをとっていいようにルールを緩和させていきました。
回を重ねるごとに記録はのびて、コミュニケーションの重要性が学べました。
<感想文一部抜粋>
・コミュニケーションの大切さを理解出来た。またチームでは、リーダーシップや状況観察、相互支援など役割を分担し、効率よく積極的にアサーティブコミュケーションを活用しながら行う事で豊かなチームが形成されると学ぶことが出来た。
・授業でも分かりやすく教えていただいたが、クラスの知ってる者同士が輪を繋げるののと、知らないチームで行うのではまた違った。チームとはどういうものか、その中で自分はどんな役割をしたらいいのかそれぞれが考えて、力を合わせて課題をすることがらできた。
間に自己紹介タイムも挟んだことで、笑顔溢れる演習となりました。
後半は、生活保護制度について、講義とディスカッションで学びを深めました。
講義前には、同じ看護師を目指す仲間が苦しまされている長洲事件を紹介しました。
初めて知る事件の概要に、問題意識を持った学生が多かったです。
<感想文一部抜粋>
・お孫さんの学校に行けなくなる、資格断念などの選択に誘導されるような形で自由が奪われる、それにより鬱が発症されたり精神的にも追いやられている状況であるのに、県はそれを受け入れず保護を廃止するのは人としてどうかと思った。
・生活保護のあり方を見直す必要があると思った。家族として、経済的な援助が可能であればするにこしたことはないが、自分の人生を犠牲にしてまでするべきだという考え方はおかしいと思う。孫も一人の人間であり、自分の人生を送る権利があると思う。このような事例は、表に出ていないだけでもっとたくさんあるのかもしれないと思った。
・自分たちだけでなく病院でも、出来ることや助けることができると知って、まずは生活保護について正しい知識をつけて勉強しようと思った。
将来、患者さんの背後にある社会背景についても考えられる看護師さんになれるよう頑張ってください🍀
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