6月12日の土曜日、公益社団法人 信和会の看護介護学会が開催しました。
2020年5月から、1年間をかけて14の部署・事業所が、看護・介護研究に取り組んできました。
その成果の発表会です。
例年は、一つの会場で発表者と参加者が一堂に会して開催しますが、今回は発表者と看護部長の一会場に集まり、参加者は全てオンラインでの参加としました。
最初に、学会の責任者から開会の挨拶があり、その後6分の制限時間を守って各演題が発表されました。
※各演題名は下記をご参照下さい
発表の後は、質疑応答です。それぞれとても興味深い発表であり、会場やオンライン参加者から質問がありました。
演者はそれに対して、回答することができていました。
全ての研究が、部署での看護・介護実践に活かせる内容であり、とても良いものでした。
研究→実践→質向上に、つなげていってほしいと思いました。
全ての発表が終わった後は、法人看護部長から総評がありました。
取り組み内容について、良かった点、改善すべき点など、より研究としての質を向上させるためには、どのようなことに注意すればよいかを、的確に講評してもらえました。
総評でのアドバイスを元に、更に研究を発展させていきたいです。
また、その後に、病院看護部長からも挨拶をもらい、お褒めの言葉がもらえました。
研究の取り組みはこれで終わりではなく、9月に京都民医連での発表会が控えています。
あと少し頑張ってもらいたいですね。
演題名は、以下の通りです。
・「認知症ケアのためのPEAPによる関わり」あすかい病院 北3病棟
・「脳血管疾患患者の障害受容変容過程の理解と看護介護のあり方について」あすかい病院 北2病棟
・「スタッフの負担やストレス軽減に効果的なデスカンファレンスのあり方について考える」あすかい病院 南3病棟
・「病気の背景に目を向け寄り添う看護を目指して」あすかい病院 南2病棟
・「透析患者の栄養障害の改善を目指した取り組みを通して」あすかい病院 透析センター
・「慢性疾患患者の未来院理由の洗い出しと分析・検証」あすかい病院 外来
・「終末期における訪問看護とデイサービスとの連携」訪問看護STたんぽぽ
・「拒否が強かった認知症独居の利用者が心穏やかに人生の最終段階を受け入れた要因」訪問看護STどんぐり
・「生活困窮した終末期の訪問看護介入をソーシャルバイタルサインアクションシートで振り返る」訪問看護STひまわり
・「介護老人保健施設における多職種による高齢者への栄養アプローチ」老人保健施設 茶山のさと
・「日常生活での間食及び、透析中の飴の摂取量と体重コントロールの関係性について」川端診療所 透析センター
・「社会背景をスクリーニングする」洛北診療所
・「COVID-19の感染拡大による糖尿病患者の血糖値変動と行動変容」大宅診療所
・「処遇困難な認知症患者へのチームアプローチ」東山診療所
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