2月6日(土曜日)、卒3研修が開催されました。
今回の研修で、卒3研修は最後となり、卒1研修から続いていた初期研修も終了となります。
最後の研修の内容は「看護観の発表」です。
初期研修生として学んできた3年間の集大成として、まとめた看護観を発表します。
例年、研修は京都民医連に所属する各病院・事業所の卒3生が集合して行われます。
今年は、オンラインで4会場をつないで開催されました。
まず、最初に京都民医連看護部を代表して、当院の征矢看護部長より『京都民医連看護の歴史と未来に期待すること』という内容で講演が行われました。
講演では、民医連の原点であるいのちの尊厳・新しい医療の型を模索してきた京都民医連の歴史・私達が引き継ぐべきものなどについて学ぶことができました。
日本国憲法が作られた歴史の上に成り立つ綱領を実現するために、中堅看護師となる研修生へ、“患者・利用者・家族等の人生に関われるということが看護の醍醐味、その人らしい物語を、出会った人の数だけ作ってほしい”と伝えてもらえるものでした。
講演の後は、いよいよ看護観発表です。4つのグループに分かれて、各研修生が看護観を発表しました。
研修生が所属する院所は異なりますが、患者さんの背景や思いを知ること・家族も対象と捉えること・意思決定支援の実践・チーム医療の実践・患者の立場に立った看護等、共通するキーワードがそれぞれの看護観で語られました。
みんな、かけがえのない3年間を過ごしてきたことが分かりました。
最後は、修了式です。
京都民医連看護委員長より、3年間の初期研修が無事終了したことを、修了証を渡し伝えていただきました。
卒3生の皆さん、3年間お疲れさまでした。
4月からは中堅です。
今まで以上に、看護実践、後輩育成に力を発揮して下さいね。
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