11月25日(月)にラダーⅠ研修がありました。
研修内容は『BLS・ACLS』と『看護観オリエンテーション』です。
目標は、BLS・ACLSについて理解し実践できるようになることです。
今回もオリエンテーションで研修内容と到達基準を説明することで到達目標を明確化し、意識して研修に臨んでもらうようにしました。
前回のBLSを復習も兼ねた講義と院内の教育動画を視聴したあと、2グループに分かれて演習しました。
意識レベルの確認、応援要請、気道確保(解剖整理理解と状態確認、下顎拳上法の実施、気道内異物の吸引、義歯除去、エアウェイの使用)、バックバルブマスクを使用した人工呼吸、心マッサージの適応、位置・リズム・力加減…など、BLSといってもしないといけないことは多岐にわたります。
復習しながら各グループ3回ほど演習をしました。
ACLSの講義では使用する物品を一つ一つ説明し、動画の視聴後、BLSと同様に2グループに別れて演習しました。
除細動の適応、設置場所、除細動実施介助、主に使う救急薬品と使い方、環境整備、挿管チューブの固定・観察、注射と時間管理、心電図判断など学んでいきました。
研修ではみんな積極的に物品に触れ、急変経験がない人も、これからのために真剣に研修に臨んでいました。
いざという時に頼りになる未来の看護師さんたちの姿が見えていました(`・ω・´)
≪感想一部抜粋≫
・患者さんの急変時に焦らず対応するためにも今日やった事をイメージトレーニングしておこうと思う。
・急変時に何も出来ないという自信のなさから心臓マッサージを名乗り出れなかったことがあった。夜勤時やこれから後輩が増えてくる中で経験を積むことは重要であると感じているので、今回の研修で学んだことから日々イメージトレーニングし、実際に必要となった場合には心臓マッサージをしながらも他の先輩の動きを学びと重ね合わせ実践していきたいと思った。
・演習を通して、救命処置の際は自分にできることを探して、「〇〇します」と声を出すことが大事であり、周りをよく見て聞いて、立ち回ることが大事だと分かった。また、気管挿管の介助の手順を学ぶことができた。実際にその場面に遭遇した際は、自分にできることを積極的にやっていきたい。
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