あすかい病院看護部では、卒後1〜3年目の各研修の最後の課題として、毎年看護観をまとめてもらいます。
自己の看護観をまとめることで、1年間実践してきた看護を振り返り、自己の成長を確認することができるとともに、次年度への課題も見出すことができます。
今回は、回復期リハビリテーション病棟:1年目看護師の看護観の一部をご紹介します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
患者さんは病気や障害を抱え、現在や未来への不安に苛まれていることがあるだろう。人生の中でも、入院中はとても辛い時期であることが想像できる。
そのような時に傍にいてほしいと思ってもらえる看護師になりたいと思っている。その為に大切にしていることは、「安心感を与えられる関わり」である。笑顔で接することや、丁寧に対応することなどを心掛けている。
ある業務の中で、患者さんの介助をした際に「こんなことをさせてごめんね」と言われた。今まで何十年も当たり前に出来ていたことが出来なくなった患者の気持ちを考えると、どう返事をするのがよいか悩んでいたが、先輩看護師が「〇〇さんは今まで十分がんばってこられたと思うので、こんな時くらい甘えてください」という返事をしているのを聞いた。すると、その言葉を受けた患者の表情が和らいだ。患者さんの自尊心を大切にしたその返事は、看護師としての心構えを形成するための手本となっている。
回復期リハビリテーション病棟で一年間働いて、患者の回復過程を支えるだけではなく、喜びややりがいを見出すこともできた。これからも様々な経験の中で技術や知識を身につけるとともに、安心感を与えられる看護師を目指したい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いかがでしたでしょうか?
看護観は人それぞれです。
皆さんの看護観の参考になればうれしいですね。
まとめお疲れさまでした。
#京都 #民医連 #あすかい病院 #看護 #看護部 #看護観
メニュー