患者さんやご家族等が希望される場合は、手順に則り大学病院のアイバンクセンターと連携して、眼球を提供しています。
先日、2人の患者さん・ご家族から希望(もともと意思表示されておられた)があり、臓器提供の対応を行いました。
患者さんから眼球摘出がされた後は、お身体を丁寧にお拭きさせていただき、お見送りをさせていただきました。
臓器提供が実施された数週間後、アイバンクの方から、角膜移植の経過について報告を受けました。
角膜を移植された患者さん方は、一定の視力回復傾向がみられ、とても喜んでおられたそうで、「眩しいぐらいです。孫の結婚式に出るのを励みにリハビリを頑張ります」「はっきり見えます。40年来苦しんできたのでピントが合うのが感動です。提供者の方には感謝しかありません」と、提供をしていただいた患者さんに感謝をされているとのことでした。
患者さんが亡くなられることは、とても悲しいことですが、その方の意思を尊重できたこと、そして今を生きる患者さんの希望につなげられたことが、とても嬉しいと思える事例でした。
これからも臓器提供希望がある患者さんの意思を尊重してケアしていきたいです。
≪↓↓過去 “キラッと看護” ブログはこちらから↓↓≫
○2023年度 “キラッと看護” No.4
http://shinwakai-nurse.com/blog/2023070701.html
#あすかい病院 #看護 #看護師 #キラッと看護
メニュー