6月30日、ラダーⅠ研修を行いました。
研修内容は『夜勤前の心構え/多重課題ペーパーシミュレーション』
研修目標は、
①夜勤に向けて重要な手順が分かる
②複数の受け持ち患者の身体・精神状況に合わせて、優先度を考慮した業務計画を立案することができる
の上記2つです。
看護師の夜勤は、入職3カ月頃から始まります。夜勤を迎えるにあたっての心構えや、少ない人員体制の中で判断を迫られる状況に直面したときにどう行動したらいいのかなど、基本的な手順や考え方を学びました。
さらにSBER(※)を用いて、「報告」の仕方も学びました。看護師にとって「報告」の場面はたくさんあります。例えば、患者さんの状態変化などをリーダーナースや医師等へ報告するなどです。「わかりやすく相手に伝える」スキルを身に着けることは医療安全の観点からも非常に重要となります。
※SBARの構成 :状況(Situation)、背景(Background)、アセスメント(Assesment)、提案・依頼(Recommendation)
慣れていないとドキドキな電話対応 基本的なマナー講座も行いました。
その後、多重課題(看護師が複数の業務や患者の対応を同時にこなさなければならない状況)の対応について、グループワークでペーパーシミュレーションを行いました。患者情報を元に、必要な処置・検査・ケアを根拠も含めて抽出することができるか、その後行動計画を立てられるかグループで議論しながら実践的に深めることができました。
夜勤もついに始まります。安全な業務を遂行していくためにも、研修で学んだ知識・技術を生かしていってください!
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