


12月は各ラダー研修の課題レポート発表会が行われました。それぞれの年次の研修生が、一年間の集大成として以下のテーマで発表し、互いに学びを深めました。
■ラダーⅠ研修(*主に1年目):「ケースレポート発表会」
患者さんの病態や生活を捉え、看護のプロセスを可視化するケースレポートを各々作成し、チームの一員として役割を学び深めました。
■ラダーⅡ①研修(*主に2年目)では、「看護事例発表会」
日々の看護実践を振り返り、それを事例としてまとめ、患者さんの立場に立った医療・看護のあり方を再確認しました。
■ラダーⅡ②研修(*主に3年目)では、「継続医療発表会」
退院調整後、患者さんの自宅訪問にて看護を振り返りました。また、往診センターや訪問看護師と同行し、在宅医療・看護について体感しました。今後よりいっそう、退院支援力が求められます。入院中の姿だけでなく、生活に戻る視点、援助方法を学ぶ経験ができました。
◎参加した感想/学んだこと・活かしていきたいこと
■ラダーⅠ
「病棟が違っていても、業務の中で患者さんのためにより良いケアとは何か考えているプロセスは同じであるため、みんなの発表を聞いてとても良い学びに繋がりました。いつもの看護の中にこれでよいのか疑問を持つこと、患者さんやその家族をよく観察すること、そして声を聞くことを大切にしていきたいです。」
「患者さんの今の状態だけを把握するのではなく入院前や入院後を見据えた関わりが本当に重要であるということを改めて実感することができました。また患者さんだけでなくご家族さんへの心のケアであったり支援もとても重要であることを皆さんの発表を聞いて改めて感じました。今後は今日の学びを活かしながらこれから患者さんやご家族と関わって信頼してもらえるような看護師を目指して頑張りたいです。」
■ラダーⅡ①
「1人の患者と向き合う時間が増え、その人にとっての看護ケアについて考えることができました。レポートに取り組んで自分なりに大切にしていきたい看護が明確になったと思います。」
「業務するだけでなく、患者第一に看護ケアを行なっていきたい。入院中少しでも患者に安楽に過ごしていただくように丁寧なケアを心がけたい」
■ラダーⅡ②
「多職種と情報共有することが患者の個別性に合わせた退院支援につながると感じた。それぞれの職種の専門性についてもっと学んでいきたいと感じた。」
「入院中に患者や家族の訴えを知り、多職種と情報共有をしていくことが病棟看護師として重要な役割だと学んだため意識して頑張っていきたい。」
日々の業務の中でのレポート作成は大変なこともありましたが、無事にやり遂げ、自信につながりました!
発表会にて、みんなの素敵な看護を共有できました。今後に活かしていきたいですね☆彡
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